フコキサンチンの抗酸化作用とは
カルテノイドとは、動植物や微生物の含まれる色素の一種です。
野菜の皮の鮮やかな色は、色素によるものですが濃い色素を表皮に使うことで紫外線などから細胞を守っています。
そのため、鮮やかな野菜には細胞を傷つける活性酸素から体を守る力を持っているのです。
フコキサンチンは、ヒジキやモズクなどに含まれているカルテノイドです。
近年この成分は心臓病の治療に効果があるとして、注目を集めています。
生活習慣病の代表例は糖尿病ですが、心臓病と同様に糖尿病の対策にもフコキサンチンが効果的だということが分かってきました。
肥満は、脂肪細胞にエネルギーが蓄えられすぎて膨張してしまっている状態です。
あまりにも肥大化が進むと、細胞から脂質があふれしてしまうのです。
このあふれた脂質を含む細胞組織を、免疫細胞であるマクロファージが攻撃してしまいます。
攻撃された組織は死んでしまいますから、もう一度エネルギー元として脂肪細胞に吸収され、再び脂肪細胞の増殖を招きます。
フコキサンチンを摂取することで、攻撃された細胞組織の再吸収を防ぐことができると期待されています。
肥満患者の慢性的な炎症の発症を防ぎ、皮下脂肪や内臓脂肪の量を正常に近づけることで血糖値を正常に近づけていきます。
細胞への免疫機構からの攻撃が続くことは、やがて末端の壊死に繋がります。
健康寿命を維持して自分の足で歩き続けるためにも、新しい成分カルテノイドの抗酸化作用に大きな期待がかかっているのです。